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年間休日120日ってどれくらい?意外と知らない休日について
転職、就職活動の中でよく目にする「年間休日120日」という言葉。これが自分の生活にどれくらい影響を与えるものか、なかなかイメージがつきにくいですよね。今回は、自分の働き方に年間休日として提示されている数字が合っているのかを判断するために、知っておきたいポイントをご紹介します。

年間休日って?

一年間に会社が付与する休日の合計
年間休日とは、会社が一年間を通して従業員に付与する休日の総合日数のことを指します。年間休日が120日とされている場合、365日のうち120日が休みということになります。一般的にこの120日の中に週末の土日、そして祝日、年末年始などが含まれます。働く条件を比較する際、年間休日は労働時間を考えるうえで重要な指標の一つとなってきます。
年間休日120日は多い?それとも少ない?
結論、年間休日120日は日本の労働環境としては標準的、あるいはやや多めの日数となっています。日本の企業は法律によって、週に一度従業員に休日を与えることが義務付けられています。これを踏まえると、120日というのは法定を大きく上回る日数です。年間休日120日は、一年間の三分の一が休みにあたる計算で、週休二日制に祝日やお盆休み、そして年末年始等の休暇が加わる場合が多いです。
年間休日105日と120日の比較
年間休日105日と120日を週の働き方で比較してみましょう。年間休日105日程度であれば、週休は1.5日、隔週で土曜日出勤等の働き方になります。一方120日は、完全週休2日制に祝日休みが加わるイメージです。働き方や希望の収入を考慮すると、どちらの働き方が自分のライフスタイルに合っているのかが見えてくるのではないでしょうか。

年間休日120日のメリットと注意点

ワークライフバランスをとりながら、休日にスキルアップ
週末だけでなく祝日や長期休みもあるため、仕事とプライベートのバランスがとりやすいのが年間休日120日の嬉しいところ。旅行や趣味に充てる時間が確保できるだけでなく、資格取得や自己投資にも時間を充てることができるかと思います。体力や精神的に健康を保ちたい人にとっても、キャリアアップを目指したい人にとっても理想的な休日日数といえるでしょう。
有給休暇は含まれない
有給休暇はこの年間休日120日の中には含まれません。年間休日は会社が定めた「法定外」の休日のため、有給休暇の取得は年間休日とは別物です。そのため、有給が取りやすい環境であれば、更に一年間の休日は増えることになるのです。
残業時間には要注意
年間休日と併せてチェックしておきたいのが残業時間。休日が多くても、平日に残業が多いとやはり大変ですよね。休日の数だけでなく、今働いている人の平均残業時間も確認して、自分の生活に合っているのかをしっかりと確認しましょう。面接の際などに企業の実態を質問して確認するのも、採用後のミスマッチを防ぐために大切なフローです。
年間休日120日は、よく目にするものである一方で、日本の労働環境の中では充実した休みの日数であるといえます。ワークライフバランスを保ちたい人にとって、理想的な条件の一つです。一方で、休日数だけでなく、有給休暇の取得率や残業時間なども併せて比較していくことがとても重要となってきます。自分に合った働き方を見つけて、充実した一年を送りましょう。
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